埼玉県警大宮警察署等は、違法バカラ賭博場からみかじめ料と称して現金を受け取ったとして、指定暴力団住吉会系七代目平塚一家幹部の高林千加男容疑者(67)を逮捕した。
逮捕容疑は、さいたま市大宮区の裏カジノ店が、インターネットを使って客にバカラ賭博をさせ不正に収益を得ていることを知りながら、このうち10万円をみかじめ料として受け取ったとして組織犯罪処罰法違反の疑い。
県警は5月、この裏カジノ店を捜索し、経営者を逮捕・起訴して捜査を進めた結果、収益の一部が高林容疑者に渡っていた疑いがあるとみて捜査を進めていた。
このカジノ店では、1日に100万円ほどの売り上げがあり、恒常的に暴力団の収益になっていた可能性、もしくは平塚一家組員が経営に参画していないか慎重に捜査を進める方針。