❖ヤクザニュース❖
2017/5/3
4月30日、指定暴力団神戸山口組を離脱した組長らが、任俠団体山口組の結成を表明、警察はこの動きを、暴力団対策法の規制対象から外れるための偽装分裂と見られていたが、ここに来て六代目山口組復帰への布石という見方も出てきた。
当初、ささやかれていた暴対法対策での偽装分裂という線だが、記者会見での井上組長への不満が、それなりに当たっており、これは神戸山口組上層部や山健組の幹部も認めている。
もし偽装であるなら井上組長が「みなさん、もう少し私にヤクザをさせてくださいと号泣した」などという話を暴露しないはずだ。
織田絆誠元幹部が組長ではなく代表となり、精神的な同士の絆に重きを置くとし盃事をしないとしているのも異例中の異例と言える。
この様な状況の中でささやかれているのが、六代目山口組復帰の可能性だ。
任俠団体山口組結成前から、織田代表が六代目山口組竹内照明若頭補佐(三代目弘道会会長)と東京で頻繁に密会し、資金提供を受けているとの噂が各方面から立っている。
更に、六代目山口組に復帰後には倉本組を名乗る事を希望する旨を竹内若頭補佐に話しているという。
織田代表は六代目山口組離脱時に絶縁や破門処分にされているわけではないので、六代目側に復帰する事は可能であり、神戸山口組から出されている絶縁状は、それ自体が無効であるとの見方もできる為、復帰すること自体に問題はない。
3日、山健組では幹部会が開かれ次の文書が配布された。
先日、元山健組々員、織田絆誠(絶縁)が報道機関各社を集め身勝手な声明を挙げたが、全て織田自身の私利私欲以外のなにものでもありません。
山健組 流立つの正当性を主張するが余り、嘘、偽りの情報を流布しておりますが、皆さん御承知の通り 織田及び その一部近親者の思い通りにならなかった事から 今回の行動をとっただけのものです。
織田らの捏造した風聞に踊らされた、同僚や同志には早急に真実を伝えていただき、心ある者は温かく迎え入れて下さい。
また、織田らの作り話の真偽を知りたい方は、遠慮なく執行部にまで確かめに来てください。
今後も虚偽の風評を流してきますが、皆さんは惑わされること無く、この伝統ある 山健組の誇りを胸に王道を歩んで下さい。
四代目山健組 執行部一同
偽装であれ、復帰への布石であれ、組織再編の動きは強まりそうだ。