【名古屋】健仁会元組員 斉木竜生（崔龍志）が銃撃され死亡

１５日午後４時35分頃、名古屋市中区新栄２丁目のビルの４階の部屋で「男性が拳銃で撃たれた」という内容の通報。撃たれた男性は指定暴力団神戸山口組系山健組傘下健仁会関係者とみられる斉木竜生 本名：崔龍志（63）意識不明の重体だったが、午後６時15分ごろ、死亡が確認された。

１５日夕方、名古屋市の中心部の繁華街、栄二丁目の三宝ビル４階の一室に、通報した元組員の男性と斉木氏がいたところ、男２人組が侵入。拳銃を５発胸に発砲し逃走した。撃たれた斉木氏は１時間半後に死亡を確認。一緒にいた元組員の男性は同日、覚醒剤取締法（使用）容疑で現行犯逮捕されている。

逃走車両とよく似たセダンタイプの車が事件後、現場から約２キロ離れた同市昭和区の神社の駐車場で燃えた状態で発見された。盗難車とみられている。

愛知県警は拳銃使用による殺人容疑で、１８０人態勢で中署に特別捜査本部を設置。逃げた２人組の男の行方を追うとともに、指定暴力団山口組分裂に伴う暴力団抗争と関係があるか背後関係を詳しく調べている。

射殺された斉木氏は、健仁会の幹部、健仁会傘下組長、元健仁会組員との情報があるが、２０１２年に健仁会から絶縁処分されており、今回の事件から見えてくるのは、山口組との抗争では無く、斉木氏が関わっていたとされる薬物売買でのトラブルではないかと言う事と、警察は神戸山口組を指定暴力団としたが、全く組織の全容把握をしていなかったという事だ。