【怒羅権】上野乱闘で國粹会桂川和信容疑者を逮捕

東京都台東区上野の路上で乱闘したとして、警視庁組織犯罪対策４課は２１日、暴力行為法違反の疑いで指定暴力団六代目山口組系國粹会幹部桂川和信容疑者（６３）ら組員３人と、準暴力団チャイニーズドラゴン（怒羅権）メンバーで中国籍の会社員姜海鋒容疑者（４４）ら３人の計６人を逮捕した。

逮捕容疑は昨年１２月１６日午後７時ごろ、台東区上野２丁目の路上で、桂川容疑者らが姜容疑者らに「何たむろしているんだ」などと因縁を付け、双方が殴り合うなどした疑い。けが人はなかった。

組織犯罪対策４課によると、上野周辺の勢力争いの可能性もあるとみて経緯を調べている。乱闘の現場には逮捕した６人を含め双方の計十数人がいた。

桂川容疑者は容疑を認め、姜容疑者は「殴っていない」と否認している。